ダンスシューズの選び方
ダンスの舞台やレッスンで履くシューズは一般的にはスニーカーが多く選ばれます。重量があまり重くなく、動きやすいシューズが好ましいです。
踊るジャンルによっては、特殊な形状や素材のものもあります。
例えば、ジャズダンスやテーマパークダンスを踊る場合、バレエダンサーのようにつま先を伸ばす動作(ポイントと言います)が多くなります。
したがって、つま先を綺麗に見せるためにジャズシューズというのがあります。
ジャズシューズは、素材は布地や皮でできているため、足首の動きに柔軟に対応できるのが特徴です。
一方ヒップホップダンスでは、機能性ももちろんですが、どちらかと言うとファッション性を重視する方が多くいらっしゃいます。
激しいダンスを踊る場合は、スリッポンタイプはお勧めできません。
マジックテープ式のものや紐で結ぶタイプのものを選ぶと良いでしょう。
理由としては、足をしっかりと固定でき、激しい動作でも演技中に脱げる心配がないためです。
また厚底のブーツや高いヒールは不向きと言えます。
K-POPやアイドルダンスなどでは、ブーツやヒールを履いて踊っている姿も多く見かけますが、あれはヒールやブーツで無理なく動ける振り付けを演出家または振付師の方が考えています。
バランスのとりづらい靴を無理して履くことは怪我につながる恐れがあります。
ダンス初心者の方は特に、軽くてサイズのあったスニーカーがお勧めです。
発表会やイベント、舞台等で普段と違うシューズを履く場合には、前もって稽古の段階から履き慣らせておくことが大切です。
ダンスを始めるにあたり、日々のレッスンの成果を高め、自身のパフォーマンスを最大限に発揮できるよう、シューズ選びも重要です。
参考になれば幸いです。
最終更新日:2020年01月15日