子どもの新型コロナ対策とは?運動時のマスクは熱中症にも注意!
一旦は緊急事態宣言が解除されたものの、まだまだ新型コロナは身近に存在しています。
子どもを育てる親御さんとしては、そんな中で子どもをどうやって守るべきか試行錯誤されていることと思います。
今の時期は、ウイルスだけでなく熱中症にも十分に注意しなければなりません。
ここで子どもの新型コロナ対策についておさらいし、熱中症についての知識も深めていきたいと思います。
子どももできる新型コロナ対策
新型コロナについては、まだわからないことが多く、ワクチンも存在していないため、できる限りの予防をすることが大切です。そこで、まずは子どももできる基本的な新型コロナ対策についてご紹介します。
手洗いと消毒が効果的 !
新型コロナウイルスは、感染者の唾液が体内に入ったり、ウイルスが付着した手で目や鼻、口を触り体内に入ったりすることで感染します。
これを予防するためには、こまめに手を洗うことと消毒することが有効とされています。
またマスクをすることも、効果的な予防策です。
ソーシャルディスタンスを保つことも感染対策として叫ばれていますが、特に幼い子どもの場合これは難しいかもしれません。
マスクをどうしても嫌がる子もいるため、まずは手洗いと消毒を徹底することが大切といえるでしょう。
2歳未満の子どもはマスク着用にリスクがある
感染対策として広く浸透しているマスクの着用ですが、2歳未満の子どもの場合は注意が必要です。マスクを着用することにより、呼吸がしにくくなる場合があるからです。
さらに、マスクを着用すると顔の約半分が隠れてしまうため、親が子どもの体調の変化に気づきにくくなる点にも注意しなければなりません。
このことから、2歳未満の子どもにおけるマスク着用のリスクを日本小児科医会が提唱しています。
ただし、マスクを着用しない場合は感染リスクが上がると考えられるため、状況に応じた対応が必要といえるでしょう。
運動時のマスク着用は要注意 !
運動時にマスクを着用すると、体内に熱がこもりやすくなります。
またマスク内には湿気が溜まり、喉の渇きに気づきにくくなるため水分補給が遅れる可能性もあります。
これらによって引き起こされるのが、熱中症です。
息苦しさやめまいなどの症状を引き起こす熱中症は、重症化するケースも珍しくありません。
子どもの場合でも、例えば習い事でダンスをする、野球をするなどといったケースでは、熱中症に十分注意する必要があります。
運動時でもマスクの着用が欠かせない場合には、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をすることが非常に重要です。
適度に休憩を入れ、体内の熱を放散させることも大切です。
まとめ
気温が上がるこれからの季節は、感染対策だけでなく熱中症の予防も重要です。子どもの年齢や状況に応じて、マスクを着用する必要性を考えていく必要があります。
マスクを着用している場合でも、こまめな水分補給を心がけて、子どもの健康に注意していきたいですね。
最終更新日:2020年07月07日